地元にながく住んでいると、灯台下暗し…になることもありますが、前回の記事を何気なくご紹介しつつ書いていたら、つくづく醸造に適する立地なんだなぁ〜…この地で醸造できることにあらためて感謝しなければ…と再認識したこともあり、当地のふたつの名水の恵みに関し、あらためましてご紹介させていただきます。

まず、地元の簡易水道水が、全国名水百選のひとつ、
こちらのサイトに紹介されています、「黒部川扇状地湧水群」とおなじ水源であることから、黒部峡谷から一気に広がる黒部川の扇状地(地理の授業などでも、全国有数の代表的な扇状地といわれています)の伏流水をふんだんに仕込み水に使わせていただいております。

とやまの名水|とやま名水ナビ
http://www.pref.toyama.jp/sections/1706/mizuhozen/1shirou/meisui/index.html


そしてさらに、こちらの地元の海洋深層水採水施設から、脱塩された海洋深層水も併せて仕込みに利用することで、天然のにがり成分とおなじカリウム類などがそのまま味噌、醤油に溶け込んでいます。

http://www.shokoren-toyama.or.jp/~nyuzen/shinsousui/

富山の深層水|分水のご案内〈入善町海洋深層水の分水について〉
http://www.t-deepsea.jp/profile/index4.html


…前回の記事で、減塩をしなくても、カリウムなどとつながることで過剰な塩分は摂取されない、といった自然の摂理が…と説明致しましたが、もともと海に棲んでいた私達の先祖と同じような体内の塩分濃度が、海水の成分に通じる0.9パーセントの生理用食塩水と同じ濃度、同じ(塩分だけではなく様々なミネラル分も含めての)成分を維持(ホメオタシス・恒常性。身体の内部を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことです。)すること、そのことがそのまま健康にも結局はつながるということにあらためて思い至りました…。

…ともあれ、この共々の名水の自然の恵みをいただいて、これからも昔ながらの醸造に精進致してまいります…


あらためまして、弊店を紹介しましたパネルをご紹介致しつつ…
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